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体外衝撃波治療(拡散型ショックウェーブ)

体外衝撃波治療(拡散型ショックウェーブ)

体外衝撃波治療とは?

体外衝撃波治療(拡散型ショックウェーブ)

欧米を中心に各国の医療現場・スポーツ現場で活用されている新しい治療法で、日本ではまだ導入の少ない装置を使用します。

装置で作り出した圧力波を疼痛部位に照射し、痛みを軽減させ、さらに治癒能力を活性化させます。

施術中はやや疼痛があるものの、その後の除痛効果が大きいと期待されています。各種リハビリ機器の一つとして行うため、適宜ご相談下さい。

主な効果と安全性

効果
  • ①痛みの軽減

    神経系の阻害反応による鎮痛作用

  • ②組織伸張性・可動性の改善

    筋組織の緊張亢進緩和

  • ③組織の修復効果

    治癒が停滞し、慢性化している組織に対して修復するきっかけを促す。

安全性

治療で痛み、不快感、腫れなどが起こる事もありますが、一時的なことがほとんどです(米国データ)。ご心配なことがありましたらクリニックにご連絡ください。

治療

治療の実際

●痛い場所に照射します。
●弱い照射から開始し、反応を見ながら徐々に強くします。
●2000回(5分程度)に達したら、終了します。
●はじめはスタッフが行いますが慣れてきたらご自身で照射することも可能です。

治療後の注意

治療後から痛みは軽減することが多いですが、患部が治ったわけではないので、照射部位に負荷がかからないように、生活をして下さい。

本治療の注意点

●1回の治療時間は5分程度です。
●1週間ごとの複数回の照射を行うこともあります。
●原則として、運動療法、他のリハビリ機械を併用する事は出来ません。
●予約制で行っております。

対象疾患例

● 腰痛
● 五十肩
● 石灰沈着性腱板炎
● 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
● ばね指
● 上腕外側上顆炎(テニス肘)
● 足底腱膜炎
● アキレス腱炎

体外衝撃波治療のよくあるご質問

  • 1回の治療時間はどのくらい?

    2分~5分程度で終わります。
    痛みの強く感じる所(自発痛のある部位、触診による圧痛部位)を特定して治療します。

  • 毎日治療を受けなければいけないの?

    治療中、だんだんと痛みを感じなくなり、治療終了時には痛みが軽くなり動きが良くなります。症状によりますが、4回~6回の通院で終了します。
    ※まれに痛みが強くなる事がありますが、1日おいた3日目には治療前よりも痛みは軽くなります。

  • どんなところで使われているの?

    病院では難治性足底腿膜炎(保険適用)をはじめとした慢性的な疾患に対して使用されています。外科的手術に頼ることなく短期間で痛みが取れ、4~6回の治療で治癒が期待できるのでスポーツ選手も治療を受けています。

  • この治療を受けられないのは?

    次の疾患が禁忌とされています。

    • 埋め込み型ペースメーカーなどの、電磁障害の影響を受けやすい医療機器埋め込み患者
    • 悪性腫瘍
    • 心臓疾患
    • 妊婦や出産直後の女性
    • 知覚障害
    • 骨粗鬆症
    • 脊髄骨折、捻挫、肉離れなどの急性疼痛
    • 施療部位に創傷
    • 体温38℃以上(有熱期)
    • 安静が必要な場合や顕著な体調不良
    • 背骨に異常、湾曲
    • 椎間板へルニア症
    • その他身体に特に違和感がある場合

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